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 厩務員春闘の交渉のあり方は、極めて変則的だ。矢面に立つのは日本調教師会だが、厩務員の人件費の大半を負担しているのが馬主であり、調教師会は 自分の一存で回答出来ない。日本馬主協会連合会(JOA)の労務預託委員会の意向を確認しつつ、交渉を進める。野球で言えば、ベンチで指揮する馬主、プ レーする調教師という図式か。一昨年と今回、定期昇給や勤続手当に手を触れようとしたのは、ベンチの指示だった。現在の労務預託委員長は、「アドマイヤ」 でおなじみ、近藤利一氏である。ただ、どちらも最初から勝算の薄いケンカだった。明らかに、就業規則の「不利益変更」に該当する。使用者側から提起した不 利益変更は、最高裁が1968年に判示した「秋北バス事件」判決以降、多くの判例があり、十分な合理性があることや、労使協議を尽くしたことが、認める条 件として定着している。だが、一昨年も今回も唐突に提起され、「訴訟なら勝てない」との観測がもっぱらだった。

 一般企業には労務担当部署があり、賃金に限らず労働条件一般について、労組側と恒常的に協議している。だが、調教師はそうは行かない。交渉に当た る役員も、平素は自厩舎の経営に忙しい。仕事は際限なくあり、役員はボランティア。就業規則めると就任を拒否できる内規もある。マンションの管理組合 役員のようなものか。これでは、労使問題に腰を据えて取り組む機運は生まれて来ない。4月に春闘が終わると、「のど元過ぎれば」の繰り返しである。

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